今でも覚えているのは、リングで失敗した場合のお話。
私がライティング取材した産婦人科の先生は、なかなかサバケた人柄の先生で、その話が面白かったから取材もやりやすかったのだが、リングについてこんな話をしてくれた。
「リングというのは、こういう風に膣に挿入するのです。君、女性の膣を観察したことはありますか」
「横目でチラリくらいなら」
「そうですか。いずれおわかりになるでしょうが、この膣に金属製のリングを挿入する。なぜ、それで妊娠しないかわからないところもあるが、避妊の確率はかなり高い」
「失敗することもあるのですか」
「たまにね」
「すると、どうなるのですか」
「それは君、赤ちゃんが頭にリングを乗せて出てくるわけさ」
