アポ取り3年

先の電話取材の場合、一番難しいのは一般の人で、有名人の先生が一番簡単だと言ったが、アポイントメント(以下アポ)を取るとなると著名な先生方が一番難しい(取材の目的にもよるが)。

雑誌や週刊誌などの仕事で先生のアポを取る場合、まず、時間の調整が難しい。

締切り時間内にどうしても「間に合わないような」ケースが多々ある。

「締切りは9日でしょう。それまでにはどうしても時間が取れそうにありません」と秘書が申し訳なさそうに答える。

「ああ、そうですか。じゃあ、また」で引き下がっていてはwebライティング・代筆屋は失格だ。

「間に合わないような」ものを「間に合わせる」のがwebライティング・代筆屋の仕事だから。

「そこをなんとか」と粘って、有名人の時間を盗み取らなければならない。

「講演の終わった後10分でもよろしいのですが」、「ご迷惑かもしれませんが、空港へのタクシーの中ではどうでしょうか」、「ご指定の場所ならどこでも飛んでいきます」などと、粘りに粘ることが重要だ。

絶対に無理というケースも当然あるけれど、ここまで粘られると先生も悪い気はしない。

で、「それなら10分ですよ」と時間をいただくことになる。

先生に取材したら、掲載誌を送るのは当然だが、盆、暮れのおハガキも出しておこう。

先生はもちろん、秘書にも出すこと。

webライティング・代筆屋にとって、有名人の先生を取材したというのは、一種の実績だ。

何回か会って「おう、○○君か」などと顔を覚えられれば、それは"人脈資産"といえるだろう。

こうした資産を蓄積していくことが重要である。

そして、「彼は○○先生に強い」といったことが編集者にわかると、新しくその先生がらみの仕事も発生してくる。

いずれにしろ、どんな状況でも狙った相手のアポ取りができるようになると、webライティング・代筆屋としては一人前といえるだろう。

だいたい、これができるようになるまで、心がけのいい人で3年はかかる。

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このページは、東京が2011年12月11日 00:25に書いたブログ記事です。

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